たけまりダンス

「運動することが認知症予防になる」と精神科医の樺沢紫苑先生、その他多くの脳に関する有識者が仰っています。私は46歳ですが、明らかに記憶力が落ちてきており、何とか対策したいと常々思っています。そんな中、コロナ禍でも家の中でできる運動として、「ダンス・ストレッチ」が挙げられるかと思います。

 

今のご時世YOUTUBEで色んな動画が見れますが、ダンスと言えばたけまりさんが有名です。「たけまり」で検索するとすぐ出てきます。10分程度の短い動画ですが、見ながら一緒にダンスします。残り時間の表示で頑張れます。音楽もセンスがよくてのれます。鼓舞してくれるキャプションも出てきます。汗も出てきます。途中休憩があり癒されます。終了すると達成感が。

 

40代後半にもなると、不思議なもので、体の節々で若いころにはなかった違和感とか、あるじゃないですか。脳のもやもやもたまってる感じ。でも体を動かすと、払拭されるんです。これは理屈ではなく、なぜかはわからないです。

 

体を支える筋肉も、加齢によって衰えていきます。普段パソコンばかりいじっている私は、使う筋肉の部位(脳も)が極端に少ない毎日を送っていたのです。ダンスすることで、普段使っていない筋肉を鍛えることができる。そうすると、体や頭を支える本来の体の機能がよみがえってきて、「あれ、何か変わったな」と実感できると考えています。

 

高齢化社会は、我々高齢者がいかに若者に迷惑をかけないかが非常に重要ではないでしょうか。そう思っているだけで行動できていないのも問題。待ったなしなのかなと思います。たけまりさんのダンスはそもそも、ダイエットを目的としているものですが、認知症予防にも効果がありそうです。ダンスだけでなくストレッチもあるので、よりおすすめです。

 

 

 

ビーフシチューに挑戦

休日にパソコンばかりいじっていると認知症予備軍になるのが怖いので、最近は手足を動かして脳を刺激することを意識して実行しています。料理もその一つ。今日は、亡き母親がよく作ってくれていたビーフシチューに挑戦しました。

 

クックパッドでレシピを検索。ルーの素を使う奴で十分。目的は料理の達人になることではなく、自分の脳を刺激することにあるからです。数あるレシピの中でルーを使うものを検索して選び、買い物に行きました。牛肉は高いので普段あまり買いません。売り場に行くとシチュー用のブロック状にカットされたのが2割引きでした。これを2つ買い、ルーの素、隠し味のローレル(葉っぱ)などを買い込みました。

 

まず肉に下味をつけるため塩コショウして30分待ち。その間に玉ねぎやニンジンなどを大きめに切り、好きなマッシュルームを大量に入れて炒めます。野菜が柔らかくなるか不安でしたが、いい感じにしなっとしてきました。

 

一方で人生で初めて使う圧力鍋をセットします。中に赤ワインと水、下味をつけた牛肉を入れ、圧力をかけて煮込みます。圧力鍋の原理がよくわかっていませんが、家内に聞くと食材をあっという間に柔らかくするのだとか。待つこと20分。圧力鍋を開けると、肉はしおれていました。旨みはス-プの方に吸い取られた感じ。肉をつまみ食いすると味がありませんでした。

 

最後に炒めた野菜を牛肉と一緒に煮込み、ローレルやケチャップなどクックパッドに指示された調味料を入れ、また煮込む。待つこと10分、最後にルーの素を入れ完成…ですがとろみが全くない。あちゃー、これは水の入れ過ぎが原因だ。

 

ビーフシチューというより、ものすごい旨みがついた牛肉スープができあがりました。

マッシュルームはいい感じに柔らかくなっていました。家族の反応は…

 

「おいしいが何かが違う」という顔。自分もそう思いました。とろみがないと、シチューの旨みを形成する大きな要素が失われた感じで、何か物足りなさを感じました。

 

でもみんな配膳した分は全部食べてくれたので感謝です。

 

料理することで、家内の苦労を知り、料理の奥深さを知ることができました。

また気力がわいたら新しいレシピに挑戦したいと思います。

 

私の住む町では素人による演能が行われています。45歳の時(2年前)に誘われてその世界に入りました。正直、あまり興味がない世界であったのですが、亡くなった親父が責任者を務めていた縁もあり、親父の死後入会しました。

 

親父のやっていたパートは、いわゆる「シテ」(主人公)ではなく、太鼓でした。形見の太鼓があったので、太鼓をやることになりました。

 

演能は、年に2回やっています。ただ近年はコロナの関連でいずれも中止に。その影響で私はまだ舞台でデビューしていません。ただ練習は月1回のペースで行っており手付(太鼓の打ち方)を徐々に学んでいます。今年は、コロナ(オミクロン株)の毒性が弱いことと、ワクチン接種の効果を見込んで、例年通りの演能が予定されています。

 

題目は、「猩々」と「黒塚」です。猩々は酒の好きな妖精「猩々」が舞を舞うというお祝いもの。黒塚はちょっとした和性ホラーです。人食い鬼と修験者との闘いを描いています。

太鼓のパートは、クライマックスの前の段階くらいから入り、クライマックスの時に太鼓の独特のリズムを入れます。

 

手付も様々で基本的なものは譜面化されていますが特殊手の部分は口頭継承しかない部分もあり、初心者では独学での稽古が難しい面もあります。そういう部分は、譜面から作ることもあります。いずれは先生の許可を得て公開もしたいと考えています。

 

ただ、YOUTUBE上でだいぶ能の動画も公開されてきているので、これからは教材や情報も増えてくるのではと期待しています。

 

多くの方が能は難しい、と思っていると推測します。私も最初はそうでした(というか今もそう)。一定の歴史的な背景の知識がないと意味がわからない部分もあります。ただやる側となってからはなるほど、世の中に認められているだけあって、日本独特のリズムや奥の深さ、完成度の高さに楽しさを見いだせるようになってきました。

 

広く見る側の共感を得られるものにするために、どのような工夫が必要か、日々稽古しながら考えています。よくテレビでやっているドラマに時に直接的な演出があります。能にも古くから伝わる演出の数々がありそこがわかる方には支持されますが、子どもにもすぐわかるものとは言えないところが難しいところです。能は、シテの舞に加えて生身の発声と囃子、地謡などで世界観を作っています。

 

ファミコンソフトとプレステ5でどちらが選ばれ、残っていくのか、とたとえられるかもしれません。ファミコンの演出は昔、人々を熱狂させてプレステ5に進化するための土台となりましたが、プレステ5の方が若い人には受けるし、そもそもファミコン世代なんて知らないでしょう。それでもファミコンを残そうと考えるかどうか。

伝統芸能の盛衰はそのように例えらえるものかもしれません。

 

 

 

 

 

体組成計その2

2週間ほど前に買った体組成計で毎日体組成を測っていますが、どうやら問題ありと標準との境目にいるらしく、日によって結果がころころ変わります。特に「筋肉量」や「体内年齢」、「体形」などが変わります。

 

「筋肉量」は、体重のうち筋肉の重さが何㎏かを示すもので、体重が73~75㎏程度に対し、52~54㎏の間を行ったり来たりしています。筋肉量が身長・体重に対して「多い」と「標準」の判定を行き来してます。

 

体脂肪率は24%くらいですが、食事控えめにして7000歩歩いた日でも増えたりして安定しません。私は46歳ですが、「体内年齢」は42~47歳くらいを行き来しています。気になる「足腰年齢」は、50歳で一定です。そんなに衰えているのかなあ。あまり変わっていないように感じてしまいます。

 

「体形」は「肥満」と「かた太り」のどちらかです。当然後者の方がうれしいですが、今日は体重減ったにもかかわらず「肥満」でした。昨日「かた太り」だったのでがっかり。

 

一日の歩数は8000くらいを目標としていますが、なかなか到達しません。会社から帰るのが9時過ぎなので、歩く時間は30分程度。NHKのラジオやSpotify、趣味の能の謡とかをスマホで聴きながら歩く分には、苦にならないのですが。

 

体形を「標準」に、足腰年齢を「46歳」に持っていきたいですね。肥満とかでは、年取ったら致命的なハンデになってしまうし、足腰が弱ると外出する(行動する)のが面倒になりそうなので。負の連鎖に陥りたくない。毎日体組成計にのり自分の状況を正確に知ることから始めたいと思います。

 

 

 

 

 

6歳の息子と数字遊び

6歳の息子とトランプのスピードをやっています。狙いとしては、数字の順番を覚えさせることです。

 

それまで、ババ抜きやUNOなど、数字の順番を知らなくてもできるものをやっていましたが、そろそろレベルアップしてもいいかな、と。

 

ただ、そのままやったら息子には勝ち目はないので、赤札と黒札にわけたら、息子はカードをきらなくていいこととしました。やっていくうちに、カードの数字が並びやすくなる一方で、大人の方はしっかりカードを切ってなるべく並ばないようにして。

 

息子は結構早くルールを覚えました。当然スピードもゆっくりですが基本数字はつながった状態ですので、大人がカードを出せない間に息子はつながっているカードを順番に出していきます。それでも大人が速く終わりますが、その後ゆっくりと息子がカードを出していき、結局引き分けになったり、負けても1~2枚分だけとか。

 

数字の順番を覚えさせるのが目的なので、勝ち負けはそんなに気にしていませんでしたが、やり始めて1か月くらいで、息子のスピードはかなり速くなり想定外の伸びをみせました。5回やると1回勝つくらいになったのです。

 

息子と風呂に入った時も、湯船につかりながら数字を数えていましたが、最近では100まで数えられるようになりました。数の概念が徐々に育っておりちょっぴりうれしいこの頃です。

 

最近は大富豪もやり始めました。まだ真剣勝負するに至っていませんが、数字の順列や戦略性も学べる、いわば総合的に考えさせるゲームと思います。息子がどんな成長をみせるか、楽しみです。

 

 

休日の料理

今日は、夕食を作ることにしました。

 

家内の体調が若干悪く、コロナの懸念もあったため会社を休みました。抗原検査キット(鼻の穴に挿入するタイプ)を薬局で入手し、家族全員検査しましたが、運よく全員陰性。かといってのんきに外出もできないので、何かやろうと。

 

<冷蔵庫の中の食材>

鶏もも肉

・卵

・玉ねぎ

・しいたけ

・ニンジン

・豆腐

 

ぱっと頭に浮かんだのは、親子丼。作ったことはないですが、家内が教えてくれそうだし、何より自分の好物でもあるので決めました。

 

豆腐とニンジン、しいたけはついでに作る味噌汁の具としました。親子丼は玉ねぎと鶏肉だけのシンプルな内容。フライパンに白だしを適量入れ、水で伸ばしてだし汁に。玉ねぎを先に一煮立ちさせ、ぶつ切りにした鶏もも肉を入れ煮込みます。

 

具材を切るのは自分ですが、食材をどの順番で煮込むかのノウハウは、家内に聞いてやっていたので楽ちんでした。味噌汁は若干ニンジンをたくさん入れ過ぎてあくがでましたが、少し取るだけにしました。あくには栄養があるから、むげに捨てない方がよい、とは家内の助言。

 

鶏肉もいい感じで煮え切って、最後にといた生卵を回し入れて完成!見た感じはみすぼらしいですが、いい匂いがしています。

 

味噌汁は水の量を多く入れ過ぎてしまいましたが、味噌の量を多めに入れて味見すると… ニンジンの甘い味がしました。悪くない。

 

家族そろって出来上がった親子丼を食しました。うむ、悪くない、けど感動するほどではないと自己評価。家内は気を遣ってか、「おいしい、おいしい」と繰り返してくれました。6歳の息子は鶏肉の脂身が好きでないので、特に鶏肉を非常にゆっくりと、かつ黙々と食べていました。

 

最近記録力が落ちてきて、今までと同じ生活していたらボケるのではないかと心配になっています。そんな中とある本に「体を動かしたり、いつもと違うことを積極的にやってみる」ことが脳トレとなる、と記載があり実践したものです。いつも家内にやってもらっている家事を、脳トレとしてこのタイミングでやってみたのです。

 

効果は、一回だけなので何とも言えないですが、脳に何等かの刺激を感じたのは事実です。後は、どれだけ継続してできるか、ということかもしれません。

 

本を読んだりして知識を増やすだけでは、ボケは防げないと言われます。体を色々な方法で使用して、いろいろなパターンで脳に刺激を与えることが大事、ということかと。

 

健康寿命を延ばさないと、長生きしても意味ないですもんね。

 

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完成した親子丼



息子と将棋

最近、6歳の息子が将棋を覚えました。とはいえ動かし方を覚えたぐらいのレベルなので、ハンデをつけて勝負しています。

 

飛車・角に加えて、金と銀も落としています。使えるのは歩と香車と桂馬だけ。それでも何とか勝っていたのですが、ついに負けました。

 

最初のころは、駒を何も考えずに動かして、駒の動きのからませ方とかまで考えられなかったです。

 

でも最近は、独り言をいうようになりました。例えば

「これをこう動かすと、取られちゃうから・・・」などと手を差す前に考えるられるようになってきました。俗にいうシミュレーションです。人間らしい思考だと思います。

 

金やぐらとか、アナグマとか、棒銀とか戦法はいろいろありますが、まだ覚えていません。しかし、将棋を打つことで最も意義のあることは、「先を読む力」を身に着けることだと思います。戦法を覚えれば勝ち負けという話に進展するでしょうが、そこにはこだわる必要はないと思っています。

 

将棋以外でも、大富豪やスピードなど、数字を順列を考えるカードゲームもできるようになってきました。日々、息子が色々な思考パターンを経験していることをみられるのが楽しいです。記憶力を競う神経衰弱では、すでに何回も息子に負けています。本気でやっても負けます。

 

息子に負けるのは悔しい反面、うれしい一面があります。息子の成長を実感できる時間です。このまま、ちょっとずつ、ドンドン私を追い越していって欲しいですね。