標準正規分布

標準正規分布(平均:0、標準偏差:1)において、確率変数uがとある値(一般的にはKpと呼ばれる)以上の値をとる確率をPとする。

 

[例題1]uが1以上の値をとる確率を求める

 

(1)付表から読み取る

 

 

Kp=1.0の時、P=0.1587

 

(2)エクセル関数「NORMDIST」を使用

 

=1-NORMDIST(1,0,1,TRUE)

0.158655

 

標準正規分布上では、uが1以上の値になる確率は16%程度である。

 

[例題2]uが-1以上1以下の値をとる確率を求める

 

例題1の(1)の結果から、uが-1より小さい値をとる確率も0.1587

よって、1-0.1587×2=0.6826 よって約68%程度である。

 

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基本の中の基本ですが、頭にイメージを浮かべて、定着させることを狙っています。