ダビスタ96 初期牝馬の産駒でクラシック制覇(牝馬)

今日は、スイフトスワロー×カンチェルスキスの配合で珍しいことが起こった。

面白配合だが、クロスはハイペリオン2本のみ。あとは安定Cの爆発に期待したが、

晩成牝馬で400万円。普通の晩成で、入厩OKのコメントは7月に出た。スピードとスタミナのコメントあり。気性はこの時点ではわからなかったが、後でどちらかというと悪いことがわかった。

 

晩成でスピードコメントが出る馬は結構走る。晩成馬は3歳時はスピード調教よりダート調教中心の方が効率がいい。芝調教で上がるスピードに上限が設けられているからだ。12月くらいにデビューさせるとして、とにかくダート併せ調教だけ。根性コメントがないため、どの程度の根性があるのかがわからなかった。

 

11月3週のダート新馬戦でデビュー。スイフトスワロー産駒は、ダートも走るので最初のころはダートをよく使っている。スピードが十分でなくても勝てることがあるからだ。新馬戦を勝ったが、かかってしまいスタミナで押し切った勝利。2戦目もダート500万で、気性悪く折り合い欠いて2着。500万を4歳時に勝ち上がると、ちょうどオークストライアルがあったので出走させてみた。印はスタミナに黒三角1つ。気性と根性がいまいちな馬だ。

 

田中勝春で根性補正する。結果は2着でオークスに出れることに。晩成でオークスに挑戦、しかも調子は良くもなく悪くもない状態だった。相手が弱かったことと、折り合いがついたことで勝ち負けになった。最後の直線、他の馬がスタミナ切れでばたばた沈んでいくなか、スタミナで突き抜け勝利。晩成馬でオークスに勝ったのは初めてだった。

 

初期牝馬の産駒、かつ晩成馬で、最初のG1勝ちがオークスというのは珍しいことだ。

 

当然秋華賞にも出たがこの馬、気性難コメントはなかったがかなり悪い。まともに力を出し切れず惨敗した。その後も多くのレースで入れ込んだりかかったり。殿堂馬にはなったが、勝てるレースの多くで惨敗した。

7歳まで現役だったが、G1は4勝にとどまった。

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晩成馬だが4歳時にオークスを勝利 多くの古馬G1で2着だった

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