DRBFM

DRBFMとは、Design Review Based on Failure Mode の略。新製品を開発する際に、モデルとなった従来機種が存在する場合に、変化点を抽出して設計部門だけでなく営業・製造部門や品証部門なども交え、設計意図はどのようなものか、問題点が発生しないか等について意見を交わすことで、よりロバストな商品を世に送り出すために行う議論と認識している。

 

発祥は、トヨタ自動車と聞いている。

 

このツールはこの国の、あるいは世界の製造業をひとくくりでとらえた時に、全ての業種で採用されるべきと言えるものかもしれない。製造要因で発生する不具合の発生確率を恒久的に下げ、世の中そのものをより安全にしていく力があるからである。

 

具体的にどうやるかは、漠然としたイメージがあるに過ぎない現状であるが、できるだけ多くの部門が参加することで議論のパフォーマンスは上がると考える。多くの不具合事例を知っている人間は特に参加するべきであろう。

 

会社や組織、国などの壁を超えて連携できれば、効果は上がっていくだろう。AIや機械学習などの活用もできればいまどきな感じでなお良いかもしれない。動き出すのは早いほうがいいと考えている。また進捗があれば掲載できる範囲で行う。