鯉のぼりとかぶと


今年もこの季節がやってきました。

 

近隣をみても、時代の変化からか、ほとんどポールで鯉のぼりを上げている家がありません(小さいサイズの鯉のぼりの飾り物はありますが…)。しかしうちにはなぜか昔ながらの、長さ8mの結構高いポールを使って上げる鯉のぼりがあります。

 


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近隣に鯉のぼりを上げている家がないので、自分達の上げている鯉のぼりは希少価値があるという自負があります。今年も、出すのが4月半ばと遅れてしまいましたが、「出さねば」という義務感のようなものが芽生えてきていました。

我が家の鯉のぼりは、小学校の通学団にも見える位置にあるので、なおさらです。



この文化、果たして今後どうなっていくんでしょうか。子ども達の健やかな成長を願っての文化ですが、鯉のぼりに限らず少子化によって多くの伝統文化が危機にさらされていると思います。破壊的な時代の変化か、昔ながらの伝統か。両方が共存するような時代が理想的なんでしょうかね。

 

ついでに、かぶとも出しています。今大河でやっている、徳川家康仕様のものを購入しました。色んな武将のかぶとがあって、選ぶのに迷いました。中でも伊達政宗のかぶとは飾り物がカッコよく、真田幸村のは六文銭が渋い。でもやっぱり天下泰平を築いた家康を選びましたね。彼のかぶとには顕著な派手さはないですが、長く続く泰平の世を築いた歴史の重みを、子どもに感じてほしくて。それが理解できるのも、まだ先の話でしょうが…。