コンビニのTRY

たまには精神論だけでなく、社会現象について書きたい。

 

2019年9月24日のテレビ東京系列の「ガイアの夜明け」を見た。

神奈川のとあるローソンで、3週間 0時~7時までの間無人で営業を試みた特集だった。

 

無人店舗では、客は店頭で写真撮影をし、と同時に自動ドアが開いて中に入れる。

買いたいものを手に取って、セルフレジで会計をする。

 

当然?店内には防犯カメラが普通の店舗の2倍以上設置されている。

 

3週間の無人営業で、従来の売り上げの半分:一万円程度になったようだが、TRYしたローソンの幹部は、「成功だと思っている」と述べた。

 

一万円なら、人件費が一人深夜料込みでちょうどそれくらいと思われるので、確かにトントンくらいにはなる。

 

このTRYが成功と判断され、全国のコンビニに広まっていけば不毛な夜間労働が減少し、国民の福祉・健康増進に寄与することになると思う。

 

でも僕が住んでいるような田舎町(人口5万弱)では、そもそも24時間営業しなくてもいいんじゃないか。

 

また、深夜就労はコンビニだけでなく、僕の勤めている工場でもまだある。

深夜就労者が夜間のコンビニを利用することが多いとのこと。

 

働き方改革が叫ばれて久しいが、競争しすぎる企業は、資本主義社会とはいえ企業として問題ありと考える時代になってきたのではないでしょうか。

 

競争が人を育てる一面はあると思いますが、心豊かに暮らせないレベルの競争、ましてや死者がでるような過剰な労働は根絶すべきだと思います。