貧乏旅行 その3
スペインからフランス南部を列車で乗りついで、イタリアに入りました。
ミラノでは、偶然知り合った仲間に誘われて、サッカー見に行きました。出場していたのは、たしか「バッジオ」だったでしょうか…あまりにもサッカーにうといのですが、仲間に、「この試合を見たのは、日本に帰ったら自慢できるよ」っていわれました。野球でいうオールスターゲームみたいな試合だったらしく、観客の熱狂ぶりがすごくて、サッカーよりも観客の応援を観ていた感じ。ロケット花火みたいなのを投げ合ったり、声援が殺気立っているというか…激しさを超えて危機感を感じたのを覚えています。
次に、水の都ヴェネチア。公共交通機関が船しかない、ユニークな町です。お洒落な仮面を売ってるお店もいっぱいあって、歴史の深さと水の美しさに圧倒されます。ここで食べたシーフードの揚げ物がおいしかったのが忘れられないです。高かったけど。あとスパゲッティは、日本のスパゲッティのほうがおいしかった気がする。
ローマは、バイクを借りてまわりました。ローマの休日で有名なトレビの泉や、スペイン広場、真実の口に手をつっこんでドキドキしたり、コロッセオとか。遺跡がそのまま街になったようなイメージ。日本でいうと、街中に古寺がいっぱい建っている京都・奈良をでっかくしたような。
海外旅行は、ぜひ経験してみてください。コロナが怖いから今は行きたくても行けない、そう思うかもしれないけど、行けばどんなにホテルでだんまりしていても、確実に世界観は変わります。行った国の良さを素直に楽しんでほしいし、日本という国がどれだけ素晴らしいかを、学ぶ機会にもなります。僕には永続的な友達はできなかったけど、長く付き合える友達とか作れれば言うことないと思います。