麒麟がくる

大河ドラマ麒麟がくる」も、後半に入ってきました。今日は織田信長徳川家康連合軍と浅井・朝倉連合軍とが戦った姉川の戦いでした。光秀と秀吉が戦いを有利にすすめるために鉄砲を筒井順慶から200丁調達するという話でした。

 

今井宗久を経由するかたちで光秀らは鉄砲の調達に成功し、結果姉川の戦いに勝利します。

 

僧侶から還俗して将軍となった足利義昭は、幕府のためにいくさを続ける信長をねぎらいつつ、甲斐の武田信玄に上洛を促す文を送るなど信長に不利になるような動きをみせており、風間俊介さん演じる家康がいぶかしがっていましたが、この風間さんの家康が私は非常に好きです。

 

ご存じの通り戦国時代を終結させたのは家康です。題名の「麒麟」というのは最終的には家康のことだと私は思っています。風間さん演じる家康は桶狭間のときもそうでしたが権力におもねるところなく、理と義を重んじる好青年にみえます。

 

私の予想ではこのドラマ内で光秀は幕府をないがしろにした信長に対して道理を通すために本能寺の変を起こしますが、山崎の合戦で敗北したのち家康に自分の大事にしてきた平和への思いを託すような流れで進むように思います。

 

史実がどうだったのかは、誰にも分らないところだと思いますが、あの戦国時代を終わらすために必要な裏切りであったことが描かれると思い、今後の展開が非常に楽しみです。