ビーフシチューに挑戦

休日にパソコンばかりいじっていると認知症予備軍になるのが怖いので、最近は手足を動かして脳を刺激することを意識して実行しています。料理もその一つ。今日は、亡き母親がよく作ってくれていたビーフシチューに挑戦しました。

 

クックパッドでレシピを検索。ルーの素を使う奴で十分。目的は料理の達人になることではなく、自分の脳を刺激することにあるからです。数あるレシピの中でルーを使うものを検索して選び、買い物に行きました。牛肉は高いので普段あまり買いません。売り場に行くとシチュー用のブロック状にカットされたのが2割引きでした。これを2つ買い、ルーの素、隠し味のローレル(葉っぱ)などを買い込みました。

 

まず肉に下味をつけるため塩コショウして30分待ち。その間に玉ねぎやニンジンなどを大きめに切り、好きなマッシュルームを大量に入れて炒めます。野菜が柔らかくなるか不安でしたが、いい感じにしなっとしてきました。

 

一方で人生で初めて使う圧力鍋をセットします。中に赤ワインと水、下味をつけた牛肉を入れ、圧力をかけて煮込みます。圧力鍋の原理がよくわかっていませんが、家内に聞くと食材をあっという間に柔らかくするのだとか。待つこと20分。圧力鍋を開けると、肉はしおれていました。旨みはス-プの方に吸い取られた感じ。肉をつまみ食いすると味がありませんでした。

 

最後に炒めた野菜を牛肉と一緒に煮込み、ローレルやケチャップなどクックパッドに指示された調味料を入れ、また煮込む。待つこと10分、最後にルーの素を入れ完成…ですがとろみが全くない。あちゃー、これは水の入れ過ぎが原因だ。

 

ビーフシチューというより、ものすごい旨みがついた牛肉スープができあがりました。

マッシュルームはいい感じに柔らかくなっていました。家族の反応は…

 

「おいしいが何かが違う」という顔。自分もそう思いました。とろみがないと、シチューの旨みを形成する大きな要素が失われた感じで、何か物足りなさを感じました。

 

でもみんな配膳した分は全部食べてくれたので感謝です。

 

料理することで、家内の苦労を知り、料理の奥深さを知ることができました。

また気力がわいたら新しいレシピに挑戦したいと思います。