ファミリーフィッシング その2
仕事が忙しく、中々家族と出かけられなかったですが、この土日は久々に休めることとなり、5月に行った浜名湖の釣り公園に再度行くことになりました。
2本の竿を使い、1本はサビキ釣りで小物の数狙い。もう1本はセイゴ狙いの大きめの針を準備しました。
出かけたのは朝の8時半ごろ。事前情報はYOUTUBEで調べ、それなりに釣れている模様。詳しい話は公園近くの釣りえさ屋さんに聞こうと思い、適当な準備で行きました。
釣りえさ屋さんに聞くと、サビキに使う針のサイズは4号くらいがいいとのこと。4号というと、中ものも狙えるサイズの針。5月の時は、3号とワンランク下の針を使いましたので、その時よりは大きい魚が期待できそう。シカケはオキアミの疑似餌がついた4号のサビキセット。こどもでもできそうな簡単なシカケです。
釣り公園につくと、釣り場所を決めるために堤防を中心に連れている魚をチェック。メジナとか、ふぐとか小さいカサゴとかがささやかに釣れている模様。悪くはないか…。魚はそれなりにいそうです。
9時過ぎからサビキを始めました。30分たって1匹小さなイワシがかかりました。
それからは、1時間、また1時間と時間だけが過ぎ、うんともすんともいわない状況が続き、小学校1年生の息子は地面に座り込んで退屈な時間に耐えています。
何とかしたい・・・
ついに息子は釣り公園の滑り台に行きたくなってしまい、家内と2人でてくてく歩いていってしまいました。まあ滑り台があるのがこの公園のいいところなのですが。
1人になって、やや奥の場所(柵がなくちょっと小学1年生には危ないところ)に場所を移しました。すると足元に魚の影がたくさん見える。ここならいけるのでは…と誰もが思うような環境でした。
シカケをサビキからセイゴの12号の針に青虫の房掛けに変え、ちょい投げで中物をねらってみましたが、根がかりがすごいので投げるのをやめ、足元に落としてみました。この魚影からすると、投げなくても真下に大きいのがいても不思議ではないのでは。
かかりました!
久々の強い引きに、興奮を押し殺して冷静にリールを巻きます。右へ左へふられ、糸が 切れるのではないかと心配させるような強い引きです。たもを持ってこなかったので、ばらさないかが心配しましたが、無事上げることができました。
周りの人がこの魚が「アイゴ」であることを教えてくれました。ひれに毒があって取り扱い注意の魚です。ちょうど息子と家内も戻ってきており、釣れた魚に触れないように注意します。
33㎝のアイゴ。釣れたのは15時30分くらい。えさは青虫の房掛けにセイゴ用の12号の針。今まで人生で釣った魚の中で最も大きいかもしれません。
この後、夕方どうなるか続けたかったですが、暗くなると慣れていない小学校1年の息子が海に落ちると危険なので、帰ることにしました。
釣れたアイゴは、ひれに毒があるのでハサミでカットし、家内にさばいてもらってお刺身で頂きました。結構おいしかったですよ。毒のせいで嫌われ者のアイゴですが、捨てずに持ち帰ってよかったです。
釣れた魚を焼かずに刺身で食べるのは初めての経験だったため、寄生虫とか、毒のひれとか不安はいろいろありましたが、食べてみるとなんともないもんだな、と思いました。
浜名湖釣り公園には小物も大物も魚がいっぱいいました。自信もっておすすめできます。冬になる前に、もう一度来たいなあ。