家族をもつ

社会復帰して5年。37歳になったときのこと。

大分仕事を覚えてきて、役割も若干上昇してきた。

精神科に月1回通い続けながら。

周りの人への感謝しつつ、徐々に生活が安定してきた感がある。

 

僕は、是が非でも成し遂げたいことがあった。

それは、家族を持つこと。

働いていないときは、無理だからと足を踏み出せなかった。

今の会社でずっとやっていくことを腹に決めた。

生活が安定し始めた今の自分なら、婚活できるかもしれない。

 

そう考えた僕は、アクションを起こした。

 

・結婚相談所に登録

・婚活パーティに週一で参加

 

1つ目は、どきどきしつつも相談所からの連絡待ちの

婚活であり、受け身な立場だった。

実際、紹介されたのは1人だけ、会ったのも1回だけ。

あんなに払ったのに、こんなのか。

消化不良だった。

 

2つ目は、積極性を求められる対面式のパーティ。

集まった男女が順番に会話をして、それぞれ気に入った人を指名し、

マッチングしたらカップル成立、というものだった。

 

1回目は慣れてなかったこともあり、波に乗り切れないまま、誰ともあまり会話が弾まずNG。

 

2回目はできる限り積極的にしゃべってみた。1回目よりは全体的に会話ができたが、

マッチングには至らなかった。

 

そして3回目。

将来の嫁さんとここで出会った。

自分の思っていることを、この時素直に話せた感じを今でも覚えている。

多分嫁さんのほうは僕ほどイケイケにはなっていなかったと記憶しているが、

僕の方はイケイケになっていた。

 

「もしマッチングしたら、僕はこの子と結婚するんだ」

 

そう思って、それを口にだして、デートを重ねていった。

 

1年半後僕らは結婚していた。

嫁さんには、病気のことも話した。どう思われるかちょっと不安であったが。

すると彼女は、なんと精神科の通院についてきてくれた。

一緒に診察も受けてくれた。

ここまで自分を受け入れてくれる人に出会えるなんて、

信じられなかった。

 

運もよかったのは間違いない。でも勇気をだして本当の

自分を伝えなければ、相手は受け入れることができないと思う。

 

前提として生活を安定させることができれば、

婚活をすることだって可能なんだと思ってください。

あきらめないで


僕の場合、結婚できたこと自体で、不安感の大半が

解消されたと感じられました。

 

こじらせ女の婚活日記1: 結婚相談所編

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