今週の麒麟がくる
今週は、織田信長と足利義昭とがたもとを分かつことになりました。
幕府は甲斐の武田信玄、浅井・朝倉と組んで信長と戦うことを決めますが、その決断を知った光秀の立場は微妙ですね。
光秀が、幕府側につくか織田方につくかで苦悩するところで終わりましたが、最初のころと比べると足利義昭も戦を嫌がらなくなった感じがしました。この後の史実の展開は皆さんご存知の方が多いと思いますが、どのように描かれるでのしょうか。来週以降も楽しみです。
木下藤吉郎は早々と足利義昭とは手を切ったほうがいいと主張していました。藤吉郎は情勢を見るのに長けた人物というイメージを醸し出しています。
また今週は光秀と帝とが声を交わすシーンがありました。信長は将軍ではなく帝に傾倒しており、光秀も同じ思いを抱いていました。なぜ戦うのかというと光秀は世を平らかにするために戦うと帝に奏上し、戦が好きだから戦うと言っている信長と対称的だと改めて感じました。本能寺の変は、かなり正当な謀反で描かれそうな予感です。