今週の「麒麟がくる」

光秀の立場が微妙ですね。

 

比叡山の焼き討ちで最大の功労者と信長に称えられ恩賞(滋賀周辺2万石)ももらったものの、幕府内では足利義昭が信長の所業に不快感をあらわにしたことで立ち位置が亡くなった感じがある。信長の命に背いて女子供を逃がしたことを信長が不快に思ったことや、大和で争っている筒井順慶松永久秀の争いに対する考え方を聞いて、信長という人物に対しても疑問を持ち始めています。

 

本能寺の変まで、どのように光秀の心が動いていくのかが見どころの一つですが、今後は足利幕府に忠義を尽くそうとすることで葛藤を抑えきれないまま、毛利攻めという時勢の流れで京ががら空きになったところで信長へ刃を向ける流れに持っていこうとしていると予想します。

 

最後に足利幕府と比叡山で信長に焼き討ちされた覚如にたきつけられた武田信玄が信長に宣戦布告する意志を示すシーンがありました。

 

実は武田信玄は上洛ルートとして私の家から車で5分の場所を通過しようとしました。その時美しい笛の音に聞きほれていたところ織田方の鉄砲に打たれ、その後撤退の途中で亡くなった、という言い伝えがあります。本当かどうかはわかりませんが。

 

信玄の後を継いだ武田勝頼がその後、これまた私の家から車で10分くらいのところにある、長篠で戦って惨敗するのは、有名な話です。長篠・設楽原の戦いは、信長・家康連合軍の三河での優位を決定づけた戦いですが、この戦いによってできたのが今私が住んでいる新城という町です。どのように描かれるか楽しみです。

 

 

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