ダビスタ96 初期牝馬の代でクラシック制覇3

カノン×ノーザンディクテイター×フラッシュオブスティールで、早熟2700万円の牡馬が誕生。ネイティブダンサー1本+ボールドルーラー2本で非面白。スピードはそこそこで、スタミナコメントが出た。スタミナがあると、クラシックで勝ち負けになる。初めての出走産駒で、三冠を目標に調教開始した。根性はかなり貧弱だったが、気性B種牡馬からは珍しく落ち着きコメントが出たので期待。

 

新馬戦をちぎって勝ち、1200mの重賞で3着。コスモス賞は距離が伸びてよかったのか圧勝。函館1200mはソエが出たが、かまわず出走させ2着。その後も先行逃げ切りパターンで勝つか2着を繰り返した。朝日杯はビワハヤヒデの2着だった。

 

スピードもスタミナも、そこそこでバランスしており、ビワハヤヒデから印は奪えず。

騎手は根性補正の田中勝春。9戦目で皐月賞に臨んだ。

 

落ち着きコメントが出たので、折り合い欠いたり入れ込むことはあまりなかった。普通に折り合い、ビワハヤヒデとの叩き合いとなり、皐月賞は勝ち、ダービーは競り負け2着。ダービーは調子が「毛ヅヤもガラッと」の状態で出さざるを得なかったのが悔やまれる。

 

宝塚記念はベガとかニシノフラワーとかだったので、普通に勝利。最後の1冠菊花賞に全てをかける。

 

「毛ヅヤもガラッと」で出走したセントライト記念は伸びきれず2着。今まで3着以内に全て入っている。菊花賞は、完璧に仕上げて出走した。相手はまたしてもビワハヤヒデ。叩き合いに持ち込んだが、こうなると運だ。

 

結果は、ゴール直前でビワハヤヒデに差されて2着。クラシック全て連帯するも、皐月賞しか勝つことができなかった。後は有馬記念に出走し3着。ここまで全てのレースで3着以内だった。根性がもう少しあればもっと勝てたであろう。

古馬になっても安定した走りで掲示板を外したことはなく、天皇賞春、高松宮有馬記念を制し、5歳いっぱいで引退。殿堂馬入りした。

 

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ダービー、菊花賞は惜しくも2着。

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