ダビスタ96 初期牝馬の産駒でダービー制覇2
ミリオンキッス×モーニングフローリックの配合で、早熟2000万円の牝馬が誕生。
3歳コメントはスピードとスタミナ、丈夫。モーニングフローリック産駒でスタミナが出たのは面白い。エルバジェのクロスがはまったようだ。
丈夫コメントがあったので、調教中に故障もなく7月にデビューし、新馬、コスモス賞、1200m重賞と3連勝。ただし気性が悪く距離を伸ばした1600mオープンと3歳牝馬のG1でそれぞれ2着、3着。その次は1200mG3で圧勝。ただ根性もあまり高くないようだった。
気性と根性ともに平凡。根性補正か気性補正か迷ったが、岸の根性補正で固定とした。
迎えた桜花賞では、道中外枠をふらふらと走りスタミナ切れで2着。オークスは入れ込んだため折り合いやすい追い込みを選択せざるを得なかった。結果届かず3着。
早熟の馬だし、丈夫だし、と思いダービーを連闘で出走。すると印は一部ミホノブルボンを超えていた。先行してミホノブルボンとアイネスフウジンを後ろから差し切る作戦が功を奏し、なんと勝利!初めてのG1勝ちがダービーとなった。
連闘でダービーを制覇したのは初めてだった。
その後、気性の悪さで凡走を繰り返していたが、秋華賞では追い込みが決まって勝利。
あと1勝で殿堂馬だが、早熟だから現役は4歳までだろうし、どうしようか悩んだ末、スプリンターズステークスに出走しニシノフラワーを差し切って勝利。殿堂入りした。
ちなみにこの後の有馬記念に連闘で挑んだが、凡走した。そのまま引退し繁殖入り。
モーニングフローリック産駒でダービーを制覇できたのは嬉しかった。気性の悪い早熟馬は本当に難しい。
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