憎まれっ子世にはばかる
「憎まれっ子世にはばかる」
この言葉聞いたことありますか。
僕は、今は亡き母によく聞かされていました。
口うるさく叱ってくれる人が世の中にはいて、そのありがたみが
なかなか叱られる側にはわからないもの。
僕はわからずやなので、会社でいまだに怒られます。
でもさすがに今はそのありがたみがわかります。
「叩かれるうちが花」この言葉も似たような言葉ですね。
心の病を患っている方は、どちらかというと叩かれる側に
多いかもしれません。
でも、叩く側にも都合があるのかもしれない。最近は叩く側の
心の中をのぞきたいと思うことが多いです。
会社とはグループワークをするところです。自分1人では何も
できませんから、コミュニケーションをして組織力で事業を遂行します。
叩く側は、いつまでも生きられるわけではないし、いつまでも会社にいられる
わけでない。限られた時間で自分の持っているものを伝えたいのです。
だから叱る。ときには怒ってしまう。手を挙げてしまうような人もいるかも
しれません。
かといって、優しく教えていられるほど、時間も余裕もない人がほとんどでは
ないかと想像します。
叩かれることで凹んでしまった方、その人がいなくなってからのことを考えた
ことがありますか。
自分がその人の代わりをつとめることができそうですか。
一度傷ついた心を振り絞って考えてみると何か見えてくるかもしれませんね。